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2014年01月26日

御願解き (うがんぶとち)

御願解き (うがんぶとち)
旧暦の12月24日は(御願解き)の行事です、きっと聞きなれない言葉でしょうね。(うがんぶとち)?

沖縄の各家庭の台所には火の神様を祀ってあります。女性が執り行います。男性はノータッチです。
毎朝水を取り換え挨拶と家族の健康と無事をお願いします。夜は台所の仕事が終わるとその日一日守ってくださったことへの
感謝をこめて、手をあわせます。

 (御願解き )とは、、、、火の神様が旧正月前に天国へ昇るための行事です。そして旧正月の前日に火の神様をお迎えします。

火の神様も毎日願いごとを頼まれきっとお疲れでしょうね、一年に一回の里帰りは必要なんでしょうね、、、、

天国は遠いので線香を日頃より多く使います。6本の線香の火を絶やさないようにたてます。
線香の煙でゆっくりと天に昇るからです。途中で絶やすとうまく天国まで辿りつかないからです。
そして送りは早目に御迎えはできるだけ遅くと姑によくいわれました、

沖縄の先人達は火の神様をとても大事にしてきました。家庭を持ち家族の健康と無事を毎日御祈りをしていたのです。
私たち時代にも受け継がれている行事です。沖縄では 火の神様を(ヒヌカン)と言っています。

いまごろ火の神様は天国でゆっくり休養しているのでしょうね~

1月30日の夕方に御迎えをし御正月をしていただき、私たちの願いごとと無事を守っていただきたいと思っております。


 



                                                      



Posted by 沖縄家庭料理の宿なかはら at 17:25│Comments(0)
 
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