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2012年06月23日

慰霊の日

明日は慰霊の日だそうですがよく分からないので教えて欲しいと夕食後にメモの用意をしてきた男性お二人のお客様 私の知っている限りでよろしければ、、、、と話をしました。 1945年太平洋戦争で沖縄が戦場地となり住民の4分の一が命を落としました、鉄の暴風、ともいわれています。

8月15日が終戦記念日なのにどうして別に慰霊の日があるのですか?

それはね、、日本軍の組織的な戦争が終結した日なんですよ!
日本軍の参謀長官(軍部の一番偉い人)が負けを認め自ら自決を決行した日なんですよ、、、、それにより米軍の攻撃も止み住民は捕虜となり中部から北の方へ収容され衣類や食糧を配給されてどうにか生きてこれたのです。

戦争で犠牲になった方を供養し戦争を二度と起こさないために忘れてはいけないということから事実上戦争が終わった日を沖縄県は6月23日を慰霊の日とし学校を休日とし午後の0時にサイレンの合図でで黙とうをします。

黙祷はどこでもいのですか?戦没者追悼式は沖縄県の南 糸満市の摩文仁(まぶに)平和記念堂にて行われます。遺族の方々が手を合わせて冥福をいのるのです、遺族のかたがたも年をとり子や孫に付き添われ 合掌する手のしわと顔のしわには言葉が見つかりません。

もしサイレンの声を聞いたらどこでもいいので黙とうをしてあげてくださいねと言うと、はい と涙ぐんでいましたね いろいろ話して、気がついたらなんと午前0時を過ぎてしまいました。

こんな綺麗な海の小さな沖縄が過去に想像を絶する出来ごとがあったなんて知らないで申し訳ありませんと私に頭を下げるお二人に逆に恐縮した6月23日の日の私でした。

 



Posted by 沖縄家庭料理の宿なかはら at 01:14│Comments(0)
 
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