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2011年07月26日

海中道路接続40周年

沖縄本島うるま市から4キロ離れた島、平安座島,本島とを結んでいるのは橋ではなく海中道路です、あまり聞きなれないことでしょうが海のなかに道路があるのですなんと4キロです、
海中道路がない時代は島のかたがたは引き潮の時を見計らって一時間かけて本島まで歩いて渡ったそうです、
潮が満ちてくるのは早いものです、渡りながら溺れそうになった方もいたとか、また1953年には渡し船が転覆し7人の方が亡くなられたそうです、

また農作物も移送費が高くつき売れなかったとのこと、島の貧しさを救おうと早くから海外へ移民をだし、50年代、時の琉球政府に住民は要請したが蹴られたそうです、理由は海中道路なんて不可能と、、、、、住民はそれならば自前でつくるがーん!!
1961年その日から住民たちは一致団結し、子供達もバケツやザルを手に作業した、台風に遭い2度も道路は無残にも破壊された、しかし住民たちは決してあきらめなかった、建設工事はなかなか思うようにははかどらなかったそうです、1967年米国の石油企業ガルフ社の石油備蓄基地の建設が平安座島にと浮上し、島民の間で反対運動もあったが道路建設と引き換えに誘致を承諾し71年に建設が始まりわずか1カ月あまりで完成したそうです、手作業と建設機械の違いをまざまざと見せつけられるゆえん、ですね、、、、

現在の海中道路は昔の面影はなくとてもすばらしいです、

両サイド海を眺めながらドライブ、、橋をドライブするのとはまた一味違います余40年前にドライブしたときは潮の香りと海の中を走っている感じが心地よかったのを覚えています、その後3度ほどいきましたが新しくなってからはまだ行っていません、

今年で40年、島の方々の悲願だった道路、それは島と本島を結ぶ海中道路を開設した記念すべき日なのです、

ぜひ一度は行かれてみてくださいね、こんな綺麗な場所を提供してくれた海中道路、島民の熱い気持ちと努力に感謝したくてブログに掲載させていただきました、平安座島の皆さん、今後の発展を強く願うおもいです、




Posted by 沖縄家庭料理の宿なかはら at 02:00│Comments(0)
 
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