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2018年01月08日

市場での話 やーなれやーふかなれーどー

お正月の忙しさからようやく解放された主婦の井戸端会議、市場でのことです、京都に住んでいる娘に寂しいだろうと正月は帰せいして家族で過ごしたら ということで帰って来ることに、、大掃除を手伝ってくれるかな~と期待していたら、なんと大掃除が終わったころに帰えってくる始末、、沖縄にいたころに比べるとずいぶん痩せていました、買い物を手伝うというので一緒にでかけると車の中ではスマートフォンに夢中

昆布巻き作りを手伝うというのでお肉を昆布でまき外れないようにのりを付けて巻いてねと頼んでおいたそうです。
元日の料理をつくるのが終わり、かたずけていると台所では見かけない黄色のフエキのりがありました。

まさか?とおもい娘をよびなぜここにふえきのりがあるの?とたずねると なんと娘の答えが驚き!!お母さんが言ったでしょ
昆布が外れないようにのりをつけて巻いてね、、、あんた日頃お母さんが春巻きを作るとき片栗粉に水をまぜて春巻きの皮に
つけて巻いていたのを見てなかったの?とケンカになったとのこと、工具としての(ふえきのり)を食べ物に接着剤をのりとして使う
なんて、、、わが娘ながら あきれるだけじゃなく 凄いショックだったそうです。
その昆布巻きはどうしたの? と側の女性が尋ねると、まさか家族にその昆布巻きはだせないので 娘に作りなおさせたそうです。

昔から娘に家事のことを教えるのは母親の役目、お母さんのすることをみて覚えなさいといわれましたね、私の両親もよく母親の
言うことをきかないと 沖縄の方言で (やーなれやーふかなれーどー) 恥かくのは親とあんただよと戒められましたね、
  やーなれーとは (やーとは家、) (なれーとは行っていること) つまり日頃家での行動は外でも同じようにするので家での行動
が大事ということなのです。 懐かしい言葉を聞かせてもらいました。



Posted by 沖縄家庭料理の宿なかはら at 08:27│Comments(0)
 
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